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英語多読でTOEIC900オーバーは可能か?

 易しい本をいっぱい読んで英語をマスターしようというメソッドが存在する。これは別に英語に限ったものではなくドイツ語でも中国語でも可能なのだが、要は母語を学習するプロセスをなぞって言語を学ぼうと言うものだ。私はこの方法をかれこれ十数年続けている。続けていると言うより英語を読むことに対するハードルが低くなったことで、日常生活が英語化したというのが正しいのかもしれない。おかげで多大な恩恵を受けているので英語多読自体は素晴らしい学習方法だと思っている。 ところがことTOEICのスコアとなると、どうも結果が芳しくない。どうしても600点を超えることが出来ず頭打ちの状態で何年も推移している。TOEICのスコアが何点だろうが実際には問題にはならないのだが、やっぱり取ってみたいんですよ900点以上を。多読で900点以上を取っている人間もいるので不可能では無いようなのだが、どうも私には難しいのではと思い出した。 TOEICを調べてみると、もともとビジネスでも英語の運用能力を測定することを目的に開発されているそうで語彙もそっち方面のが多い。私が主に読んでいる料理などの実用書や小説とは範囲が異なっている。試しにROEIC用のボキャビルの本を読んでみると随分と知らない言葉が出てくる。これではスコアが伸びない筈と納得した。 「英語多読だけでTOEIC900オーバーは可能か?」 と問われれば 「不可能ではない。でも、効率的とはとても良いがたい」 というのが私の実感だ。多読が無駄になるとは思わない。だがスコアが欲しいなら、それ用の勉強をしたほうが良いと私は思う。ある資格が取りたくて私もスコアが欲しくなり勉強を始めた。

音感トレーニング開始

 自宅に場所を取るだけで、全く役に立たなくなってしまったピアノが設置されたままになっている。音を鳴らすことなど三十年ほど無い。それでも売りにも出せず結構な場所を占有している。弾くことなど無いだろうけど、未だに未練が残っているからだ。 それが、ひょんなことからひょっとしたら弾けるようになるかもしれない可能性が見えてきた。そこでトレーニングを開始した。開始した日は 4月12日 。トレーニングの結果がどうなるか記録として書き残しておこうと思う。うまく行ってもだめでも、後から読めば何かしら得るものがあるのではないかと思っている。 現在のところ壊滅的に解らない。昔は(ピアノを弾いていた子供の頃)そこそこ歌も調子っぱ連れにならずに歌うことも出来た。音痴と言われたことは無い。それが最近、自分でもわかるくらい狂ってる。カラオケに行きたくない。歌を歌うことが苦痛なのだ。歌っていて音程がずれているのが判るから。その原因がこれかもしれない。 ピアノを弾かなくなって、いくつかの能力が衰えた。それらが戻ってくれると嬉しい。日常生活で苦労しているのでけっこう切実だ。効果が見えてくるまで一ヶ月ほどかかるそうなので暫くは辛抱だ。

結局、英語からは逃げられない。

 「英語が出来なくたって生きていける」 確かに間違いではない。私もずーとそう思っていた。ところがここに来てそうは言っていられなくなった。何をやるにも英語が必要になってきた。子供の頃から恐竜が好きで良い爺になっても、未だ恐竜への興味が冷めない。もうちょっと恐竜のことを勉強したい。そう思って大学の古生物学の教科書などを買った。日本語はそこまで。それ以上のことを知りたいと思うと英語の文献しか無い。岩石や火山のことも大学の教科書は日本語である。だがその先は英語。まぁ科学は仕方がないと思う。 では趣味の外国語ではどうか。古典エジプト語…いわゆるヒエログリフ。入門書は日本語でもいっぱい出ている。だがその先の文法書や辞書になるとやっぱり英語。古典ギリシャ語…日本語だと壊滅的。ところが英語ならどれにしようか迷うぐらいある。コプト語…日本語では入門書すら見つけられない。英語ならあるのに。ラテン語も同様。 古語はまぁ仕方がないか。でも現代使用されている言語なら…入門書はドイツ語、フランス語、スペイン語、中国語、アラビア語、中国語などなど…結構出てる。では中級以上だとどうか。途端に激減する。特に辞書が厳しい。マイナー言語に至ってはなんともお寂し限り。出版しても売れないのか? 料理も英語の方が圧倒的に品揃えが豊富だ。特に専門書になるとその差が顕著になる。 あまりの日本語の文献の少なさに、仕方がないので英語で勉強することにした。すると全く違う世界が眼前に広がってくる。自分に向いた参考書を選ぶ自由が与えられる。オーラルコミュニケーションをメインにしたいならそれ用の教材が色々ある。辞書だって選べる。勉強している人のコミュニティーもあるから孤独感を感じる必要もない。参考書を選ぶのに感想も聞ける。 なんとか逃げ切りをと頑張ってみたが…だめだった。

Attack on Titan?

Attack on Titan この英訳された題名を聞いただけで元の作品が頭に浮かぶ人はいるのだろうか?分かってしまえば「なるほど。これ以外には無いよな」ととっても納得できる英訳なんだけど。私がこのタイトルを見たのは外国語の学習応援サイトの日本語のページで。一瞬ぽかんとわけが分からなかった。てっきりハリウッドの映画の題名かと思った。いかにもありそうだもの。 実際に実写で映画化なんかされそうだしね。 これ「進撃の巨人」のことだった。 内容を少しでも知っていれば正になるほど。私には「進撃の巨人」という日本語の題名よりも的確に内容を表現していると思えるほど。ファンでもないし、ましてや原作もアニメもちょこっとしか見ていない私が言うのも何なんだけど、なんで「進撃の巨人」なんだろうな?もっと先まで読めば納得できるのだろうか?この作品の面白さが全く理解できない私には永遠の謎だ。 英語を母国語とする人たちにとって、アラビア語が中国語と並んで日本語はもっとも習得するのが難しい言語の一つとされている。習得するまで2200時間の学習が必要だそうだ。これは最も学習が容易とされるフランス語などのロマンス語群の実に4倍!!!ほとんど変わんないんじゃないと私など思ってしまう同じゲルマン語群のドイツ語と比べても3倍以上必要だそうだ。 同じゲルマン語群に属するドイツ語よりのロマンス語群のほうが習得が容易って…英語さんあなた本当にゲルマン語の一員なんですか?まぁ…日本人が英語に憧れというかコンプレックスを持っているように、英語を使っている人たちもフランス語に同様の感情を持っているようで、フランス語が記事のなかでチラホラ散見されますから理解もできますが。多分日本語からフランス語を学ぶより、英語が少しでもわかるなら、英語でフランス語なんかを学ぶ方が楽なのは理解りますが。知人にも「勉強しなくてもフランス語できるようになったよ」という人もいますしね。 話が脱線した。 私がこのサイトを見ていたのはアラビア語やロシア語の良い教材が無いかと探していてなのだけど、その時偶々日本語のページを見つけて「欧米人はどんな教材で日本語を勉強しているのだろう?」と興味を持って覗いてみたら…魂消た。教材にではなく「その熱に」訪日外国人旅行者の数や海外での行ってみたい旅行先のランキングなどでもそうとう興味は持たれているのだとは思って