七輪

朝から何やら騒がしい。
七輪を庭に引っ張り出していた。
鳥の煮物を作るそうだ。
我が家では弱火でコトコト煮込むような料理に炭を使っている。
炭火…(今朝は練炭だった)の方が火の加減がやりやすく、なおかつコストが掛からないらしい。

私は単純に炭火が熾きて赤くなっているのを見るのが好き。何もせず、ボーと飽きもせず見ていられる。可能なら毎日でも薪や炭で生活したいぐらいだ。

煮物が出来たら残りの炭火に鉄瓶をかけてお湯を沸かす。なぜかこのお湯でお茶をいれるとまろやかです美味しい。水も茶葉もいつもと同じ物なのに…

炭火も凄いのだが、炭火が中で赤々と燃えている七輪がこれまた凄い。煮物をやっている最中でも、外側は素手で触れる温度にしかならない。つまり炭火の燃焼エネルギーの殆どが煮炊きに利用されているわけだ。

これがバーベキューグリルだったらどうだろう。絶対触れる訳がない。炭火の燃焼エネルギーの、いったいどれぐらいが食材の調理に利用されているのだろう?

七輪で一食分の炊事が出来るから七輪と名付けられたそうだが、効率の高さは驚きだ。そういうわけで、我が家ではバーベキューグリルの出番が減り、七輪にその役目が移りつつある。

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