雪駄は常用して満足しています。なので下駄を試したくて、ネットで買ってみました。
結果は残念ながら大はずれでした。お試しなのでしょうがないか…と諦めてますが、やっぱり履き物は実物と合わせないと駄目ですね。鼻緒が短過ぎて、本当に痛い思いをしてしまいました。
靴でもサイズが足形に合わないと駄目なのに、サイズもSMLなどしかなく、鼻緒で調整する日本古来の履き物はネットに向きませんね。
でも逆に言うと、鼻緒のサイズ調整さえ出来ればネットにピッタリな商品です。自分の足のサイズを測って購入して。微調整はユーザー自身が出来るんてすから。
フットウェアとしてのポテンシャルは高いと思います。材質ももっともっと改善の余地はあります。別に木や皮などに拘らず使えば良い。
デザイン的には日本古来の履き物は非常に完成されていると思います。ですが、改善する余地はあるのにしない。なんとも勿体ない話です。
ちょこっとずつ生活が和風に変わってきてます。私の場合は別に日本の物や文化に拘りや誇りがあるからでは無いです。単純に現代の物と比較して良ければ取り入れる…それだけ。
いくら日本古来のでも、駄目だと思ったら取り入れるつもりはない。それで雪駄を試していました。当初は振動が脳天まで突き抜けるぐらいで、とてもじゃないけど使い物にならないと思っていたんですが、日本古来の履き物特有のあるきかたに慣れ、振動やパタパタと音を立てるのがなくなってみると、これが何とも快適なんです。
雪駄なら車の運転も苦にならなくなって常用の履き物が雪駄になりました。通気性はこれ以上はないほどあるので足が汗をかいても臭くなることはない。久しぶりに靴を履いてみるとよく分かります。クロックスでもやっぱり蒸れます。
それと足底筋痛が靴で歩くより、雪駄で歩く方が軽い。全く無い訳では無いてすが軽くすむ。今日出かける際に靴で出かけたんですが歩き出して数分で違和感を感じます。
帰って来ると足底の痛いこと。靴で歩くのが嫌になりました。そこでさっそく下駄を注目しました。これなら電車に乗って出かけるのも怖くない。ますます靴の出番は減って行きそうです。
