2024/11/09

アラビア語入門書 1巡目

 以前買った入門書でアラビア語を開始。とりあえずCDを一巡して発音などを確認した。それで余りの手強さにちょっと愕然とした。今までの言語ととんでもなくかけ離れている。発音方法自体が知っている言語とは似ても似つかない。フスハー以外にもエジプト方言が必要なのにこれでは困った。

続けて二巡目に入る。

ただ、ちょっと後悔している。この先はだろうどのみち英語ベースのテキストになるので最初から英語の入門書にしておけば良かった。日本語では入門書は辛うじて手に入る程度しか無い。これが英語だとよりどりみどりで選べる。

フスハーだけじゃない。エジプト方言も、台湾華語も、ヒエログリフなんかもだ。コプト語なんかでも選べるくらい出てる。辞書だってお手頃価格で手に入る。なんで日本語では手に入らないのか?単純に売れないからだろう。話者の数の多さは販売数に直結してくる。使用者の少ない言語は辛い。


2024/11/06

シン・ゴジラの感想

遅ればせながら見てみました。ネット配信で、しかもスマホでの試聴ですので、音声や映像の迫力は望むべくもない。私の場合、それらはあくまで映画の付随的な物でしかないと思ってるので、それらで映画は評価しません。私の場合、一番はお話しの面白さ。白黒でトーキーでも時間を忘れるくらいのが最高です。

そんな私にとって今回のシン・ゴジラは退屈では無かった。スマホの小さな画面、とても良いとはお世辞にも言えない音響でも、最後まで飽きずに見れた。これはけっこう凄いと思います。映画館で見ても
「金返せ~」
では無かったでしょう。じゃあ傑作か…と言うとかなり微妙。人間サイドは良く描かれてると思います。でも、肝心のゴジラがよく分からない。

ゴジラは何の為に東京に来るんですか?
なんで上陸するの?

肝心の行動原理が分からない。生物であると仮定するなら、何らかの行動原理が存在するはす。それが最後まで分からない。海から陸に上がるなら、何らかの蓋然性が有るはず。それも不明。

そこが今でも引っかかってます。ゴジラはすっごい能力を持ってるけど頭の中は空っぽ?そんな風に感じてしまう。なので二度見たい作品では無い。もっともゴジラに知能があったら勝てそうも無いですが。

人類の英知を結集して勝利を掴む…そういうお話しじゃ無いんですね。何かいまいち。

2024/11/05

英和から英英へ切り替え。

 長年というか中学で英語を始めてから英和辞典でやってきた。だが以下のような問題が解決出来ず、英英辞典に切り替えた。

問題其の一。英文を読んでいると無意識に和訳を始めてしまう。これに時間を取られ読む速度が頭打ちになる。また、疲れるのが早く長時間、大量の文章を読めない。

問題其の二。語彙の増え方が遅い。多読で確かに語彙は増えているのだけどいつまでたっても辞書から離れられない。もうそろそろ勝手に増えて行ってもいい頃合いなのに。

問題其の参。英語で文章を書くときに、どの言葉がピッタリな表現なのか分からない。

これらの問題が英英辞典を使うことで全部解決するかは分からない。でも一と参は何とかなると思っている。何にせよ現状のままでは読みたい本の山が高くなるばかりで困る。

ちなみに今回買ったのはオックスフォード現代英英辞典 第十版。果たしてどうなるか。

2024/10/23

Lonely Planet Japan

 「日本は美しい」

何人もの外国人に言われても、私はさっぱり理解できなかった。

「確かに日本は美しい」

そんな私がそう思えるようになった、そのきっかけをくれた英語のガイドブックだ。

なんでわざわざ英語のガイドブックを使うのか。日本語の方がよっぽど詳細で正確な情報を得られるのに。日本語に不自由なわけではないのだから、日本のガイドブックを使う方が…と考えるのが普通だ。自分でもそう思う。でも、改定されると買い直すくらいこのガイドブックが気にっている。最近のは写真が増えたが、昔のは日本のガイドブックなら必須な綺麗な写真も皆無。不親切極まりない、ガイドブックとしてどうなのという代物だ。

私は海外に行くときもLonely Planetのガイドブックを愛用している。地球の歩き方や海外のガイドブックを買ったこともあるのだが、結局これに戻ってしまった。なにがそんなに良いのか?端的に言えば、一番感動を与えてくれるガイドブックだからだ。

旅に何を求めているか。大多数の人は日常とは違った体験、非日常による感動ではなかろうか?美しい景色、美味しい食事、それらももちろん大切だが、何と言っても心揺り動かされる経験。つまりは感動。それが得られるからわざわざ大金を払って出かけるのでは?少なくとも私はそうだ。

そんな私にこのガイドブックはとても良い。写真が少ない。だから行って見た風景が新鮮でより感動的になる。事前に綺麗な写真を見ているとこの感動は半減してしまう。事前情報の少なさが期待を増幅しそれがさらによく見せることになる。おそらく日本のガイドブックの美しい写真を見てから行っても、さほどの感動は得れられないのではと思ってしまう。情報の少なさはこと旅に関して言えば欠点ではない。

香港に行ったときにこんなことがあった。返還されてまだイギリスの香りが残っている頃なのでかなり前になる。ガイドブックに載っていた徒歩でのツアーコースを歩いてみた。その時の体験は今でも忘れられない思い出になっている。公園で自分で飼っている小鳥の鳴き声を楽しむ人々。フェリーから見る香港の景色。ちょっと想像もできなかった体験だった。

日本だと大内宿が一番だろうか。事前情報で得られたのは、江戸時代の街道の宿場の風景が保存された場所というくらい。私は箱根の関所みたいな場所なのだろうかと思い描いていた。当時の版だと写真はなかったか?現行のだと何枚かあったように思う。そんな状態であの風景に出くわした。江戸時代にタイムスリップでもしたような錯覚に陥った。あのときの感動は忘れられない。素晴らしい体験だった。

そんな体験を他のガイドブックが与えてくれるだろうか?

確かにグルメ情報に関してはお世辞にも良いとは言えない。その点を差し引いても、旅の醍醐味を十二分に味あわせ、感動をスポイルしないという意味で、このガイドブックは一番だと思う。英語に関しても、もともと実用書なのだからそんなに凝った表現など使われるはずもなく非常に理解しやすい。英語の実用という意味でもおすすめだ。

はっきり言っていいとこ見当たらない。でも、何故か魅力的。

 昨今、キャンプブームが終了したそうで、それではぼちぼち再開しようかと準備をしている。そんな中、装備の見直しでガソリンストーブが何故か復活した。合理的に考えると何一つ良いところを見つけられない、なのに。

重い。扱いは面倒くさい。ガスカートリッジを使うのに比べれば長所が無い。低温に強いとか、ランニングコストが安いとか言われるが、自分で使ってみるとそれほどでもない。低温にはそれ用のガスを使えば問題ない。ランニングコストが高いと言われるが、頻繁に付けたり消したりできるのでオイルライターと組み合わせればかなり長持ちする。マイナス20度位では問題なかった。理性的に考えればガソリンストーブを持ち出す理由は見つけられないのだ。

ガスカートリッジのストーブはなるほど素晴らしい。道具としてはとてもじゃないがガソリンストーブには勝ち目はない。ところが使って見ると不思議なことが起こる。ガスカートリッジを使ってキャンプしたときの記憶がない。あまりに簡単なので記憶に残らないのだ。それに比べるとガソリンストーブはめんどくさいので一回一回鮮明に記憶に残っている。面倒くさかったプレヒートもあとから見れば良い思い出になってしまう。

結果、何故か手放す気にはなれず、それどころか新たに買い増ししたくなってる。面倒くさいのか良いと思うようになってる。ランタンもガソリンにしてみようかとか、もっと面倒くさいケロシンランタンにしてみようかとか。ことキャンプに関しては、私にとって面倒くさいのは悪いことではないようだ。


2024/10/21

特産品を作るなら、自分たちの優れている面を生かしたほうが良いと思う。

 先日、知人に群馬の地元の名物について相談した。

ところが思い当たるものがないそうだ。

小麦や林檎は?…と問うと、確かにたくさん作っているけど名物と言えるものはないとのことだ。

これってどうなのだろう?

地方で名産品を作ろうと言い出したときに、自分たちの土地のことを考えたりしないのだろか?

群馬の気候風土で言えば、麦や林檎の栽培は向いている。

なんでこれらを生かした産品の開発をしないのだろう?

お菓子や食品を作っても真似されたり似たような物を作られ、他の地域との競争優位の確保は難しいいと思う。

その点地元の生産物、それも環境に適した生産物であれば競争優位の確保も容易になると思う。

小麦ならパン、パスタ、麺類。

林檎ならお菓子やアルコール。

調べなくてもこのぐらいは思いつく。品種改良などの面でも競争には優位だろうに。

USP考えないのかな?

Teach yourself german instant買ってみた。

 いろんなハウツー本を出していて、語学の入門書が充実しているので何冊か買っている。オーソドックスな学習方法で堅実なイメージがあってお気に入り。なのだが、これはいけません!おすすめもしないのでリンクを貼る気もしない。一日35分、一週間でドイツ語が話せます。

無理です。とてもじゃないがまともな会話が成立しない。日常会話をそこそこやるにはせめてコンプリートのレベルまでやらないと無理だと思う。旅行会話ならビギナーズでもいいかも。とにかくインスタントは足りない。どうもこの本のコンセプトが分からない。何を目指しての本なのか。

コンプリートはCEFR A1レベルを目標として作られているそうなので当然だろうけど。ビギナーズも何となく目指しているものが伺える。なので利用させてもらっている。無論評価も悪くない。インスタント…徒花としか思えない。

アラビア語入門書 1巡目

 以前買った入門書でアラビア語を開始。とりあえずCDを一巡して発音などを確認した。それで余りの手強さにちょっと愕然とした。今までの言語ととんでもなくかけ離れている。発音方法自体が知っている言語とは似ても似つかない。フスハー以外にもエジプト方言が必要なのにこれでは困った。 続けて二...